独立→フリーコンサル→弁当屋70店舗を事業継承!スモールM&Aで描く未来
『突撃!隣のスモビジマン』とは?
Bizlibrary編集部による連載記事『突撃!隣のスモビジマン』。
普段スポットライトを浴びることが少なく、自ら語ることもしないスモールビジネスのオーナーたち。しかし、珠玉のビジネススキルを有し数々の困難を乗り越えてきた彼らの頭の中は、ビジネスアイデアの宝庫。
本連載では『スモールビジネスの教科書』著者である武田所長がスモビジマンにインタビュー。自らが営む事業について、ノウハウ、売上、参入のアドバイスなどを余すところなく語っていただきます。
先人からリアルなスモールビジネスの手法を学びなさい!学んで実践しなさい!
➜これまでの記事はこちらから
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今回のスモビジマン
地方の老舗お弁当屋さんを買収!後継者に悩む事業の支援や救済を目指す、M&Aへのパッションに溢れたスモビジマン
『突撃!隣のスモビジマン』第48回目は、総合商社からキャリアをスタートさせ、コンサル会社やPEファンドを経て独立、現在は事業継承した複数の企業の経営を行っているスモビジマン。
様々な立場でM&Aに携わりながらキャリアを重ねるにつれて、売り買いのマネーゲームに終始するようなM&Aに疑問を抱くようになったそう。
「売るためではなく、存続し成長し続ける企業づくりのためのM&Aにこだわりたい」と独立。
初めての投資案件は70店舗を展開するお弁当屋さん。
キャッシュも社歴もない新興企業が、他の買主候補を退け事業継承を実現できた理由など、貴重なエピソードを語っていただきました。
・個人がファンドを設立する経緯
・新興企業に多額の融資がおりた理由
・競合ファンドよりも低い価格で買収できた理由
・買収後の改革の具体的な内容
など、スモビジオーナーや起業を志す方にとって学ぶ要素が沢山あるインタビューとなりました。
------------------------------------------------------------
コンテンツ
・現在のビジネスの概要
・起業に至るまでのキャリア
・独立に至った理由
・最初の仕事はXから
・社員2人の採用
・買収資金の調達方法
・新興ファンドが競合ファンドに競り勝つには
・買収後のギャップと取り組み内容
・自ら新規事業のテレアポを実施
・弁当屋の今後の課題と目標は?
・弁当屋以外の買収案件について
・M&Aにおける気をつけるべき「コケパターン」とは?
・M&Aココミュニティを始めようと思ったきっかけ
・今後の構想について
------------------------------------------------------------
こんな人におすすめ
・コンサル、商社、ファンド勤めの方
・M&A業界の方
・スモールM&Aや事業継承に興味がある方
現在のビジネスの概要
武田:お時間をいただきましてありがとうございます。私もキャリアのスタートは事業再生なので、インタビューできるのを楽しみにしておりました。
まずは簡単に今のビジネスをご紹介いただけますか?
どうぞよろしくお願いいたします。
中小企業投資を軸に、コンサルティングやHR事業を展開しています。
うちは一般的な投資ファンドとは違い、永続保有を前提とするプリンシパル投資を行っています。
サラリーマンから独立し、最初に投資できたのが、今回お話しするお弁当屋さんです。
地方に70店舗を展開する老舗店で、後継者不足に悩んでらっしゃったところを譲り受けた形です。
武田:ありがとうございます。「独立してファンドをやるってどうやって?」という方も多いと思うので、詳しく手法などをお伺いしていければと思います。
はい。個人でも会社を買収することはできますし、少ない頭金で融資を引き出すことも可能です。
私のケースをお話して、「投資会社ってこうやって始めるんだ」であったり、「こういう苦労があるんだ」と具体的なイメージを持ってもらえたらと幸いです。
武田:楽しみです。しかし、そもそもご本人のビジネス戦闘力が相当高いですよね。総合商社、コンサル、PEファンドからの独立ですから。
いやいや!
ちなみに先出ししてしまうと、独立してしばらくはフリーコンサルで100%稼働してキャッシュを稼いでいました。
その上で早朝深夜に事業立ち上げ準備をするという生活で、かなり泥臭くやってきた自負があります(笑)
武田:そんな時代があったんですね(笑)詳しくお伺いしていきます!
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『突撃!隣のスモビジマン』とは?
Bizlibrary編集部による連載記事『突撃!隣のスモビジマン』。
普段スポットライトを浴びることが少なく、自ら語ることもしないスモールビジネスのオーナーたち。しかし、珠玉のビジネススキルを有し数々の困難を乗り越えてきた彼らの頭の中は、ビジネスアイデアの宝庫。
本連載では『スモールビジネスの教科書』著者である武田所長がスモビジマンにインタビュー。自らが営む事業について、ノウハウ、売上、参入のアドバイスなどを余すところなく語っていただきます。
先人からリアルなスモールビジネスの手法を学びなさい!学んで実践しなさい!
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今回のスモビジマン
地方の老舗お弁当屋さんを買収!後継者に悩む事業の支援や救済を目指す、M&Aへのパッションに溢れたスモビジマン
『突撃!隣のスモビジマン』第48回目は、総合商社からキャリアをスタートさせ、コンサル会社やPEファンドを経て独立、現在は事業継承した複数の企業の経営を行っているスモビジマン。
様々な立場でM&Aに携わりながらキャリアを重ねるにつれて、売り買いのマネーゲームに終始するようなM&Aに疑問を抱くようになったそう。
「売るためではなく、存続し成長し続ける企業づくりのためのM&Aにこだわりたい」と独立。
初めての投資案件は70店舗を展開するお弁当屋さん。
キャッシュも社歴もない新興企業が、他の買主候補を退け事業継承を実現できた理由など、貴重なエピソードを語っていただきました。
・個人がファンドを設立する経緯
・新興企業に多額の融資がおりた理由
・競合ファンドよりも低い価格で買収できた理由
・買収後の改革の具体的な内容
など、スモビジオーナーや起業を志す方にとって学ぶ要素が沢山あるインタビューとなりました。
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コンテンツ
・現在のビジネスの概要
・起業に至るまでのキャリア
・独立に至った理由
・最初の仕事はXから
・社員2人の採用
・買収資金の調達方法
・新興ファンドが競合ファンドに競り勝つには
・買収後のギャップと取り組み内容
・自ら新規事業のテレアポを実施
・弁当屋の今後の課題と目標は?
・弁当屋以外の買収案件について
・M&Aにおける気をつけるべき「コケパターン」とは?
・M&Aココミュニティを始めようと思ったきっかけ
・今後の構想について
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こんな人におすすめ
・コンサル、商社、ファンド勤めの方
・M&A業界の方
・スモールM&Aや事業継承に興味がある方
現在のビジネスの概要
武田:お時間をいただきましてありがとうございます。私もキャリアのスタートは事業再生なので、インタビューできるのを楽しみにしておりました。
まずは簡単に今のビジネスをご紹介いただけますか?
どうぞよろしくお願いいたします。
中小企業投資を軸に、コンサルティングやHR事業を展開しています。
うちは一般的な投資ファンドとは違い、永続保有を前提とするプリンシパル投資を行っています。
サラリーマンから独立し、最初に投資できたのが、今回お話しするお弁当屋さんです。
地方に70店舗を展開する老舗店で、後継者不足に悩んでらっしゃったところを譲り受けた形です。
武田:ありがとうございます。「独立してファンドをやるってどうやって?」という方も多いと思うので、詳しく手法などをお伺いしていければと思います。
はい。個人でも会社を買収することはできますし、少ない頭金で融資を引き出すことも可能です。
私のケースをお話して、「投資会社ってこうやって始めるんだ」であったり、「こういう苦労があるんだ」と具体的なイメージを持ってもらえたらと幸いです。
武田:楽しみです。しかし、そもそもご本人のビジネス戦闘力が相当高いですよね。総合商社、コンサル、PEファンドからの独立ですから。
いやいや!
ちなみに先出ししてしまうと、独立してしばらくはフリーコンサルで100%稼働してキャッシュを稼いでいました。
その上で早朝深夜に事業立ち上げ準備をするという生活で、かなり泥臭くやってきた自負があります(笑)
武田:そんな時代があったんですね(笑)詳しくお伺いしていきます!
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