業界団体を立ち上げの背景
こんにちは、チャックです。
先日、私が代表を務める脱炭素領域に特化した人材紹介会社、グリーンタレントハブのnoteに「業界団体を立ち上げます」という記事を書きました。
ご参考)人材紹介会社の立ち上げ1年目を振り返ったBiz library記事は、下記リンク先をご覧ください。
https://biz-library.com/articles/cPkrqaMY
noteには大義名分的な内容を書きましたが、Biz libraryではもう少し自社の観点から、「グリーン人材開発協議会」という業界団体立ち上げの目的を書きたいと思います。
結論から言えば、目的は3つです。
1. 市場のパイを広げるため
2. 自社の認知・権威性を増やすため
3. シンプルに楽しいから
以下、もう少し詳しく書きます。
1. 市場のパイを広げるため
「脱炭素領域」という謎のカテゴリーに対して、明確に意味づけをして、その市場を拡大させたいという意図があります。当社の脱炭素領域の定義は、エネルギー(再エネ、電気、ガス、石油)、建設・不動産、自動車・モビリティ、フードテック・アグリテック、Climatetech、コンサル(サステナビリティ領域)、金融(一部領域)を指しますが、これらを業界縦割りで捉えるのではなく、業界横断的に捉えたいという意図がありました。これらの領域で活躍する人材を「グリーン人材」と名づけ、さまざまなステイクホルダーが業界横断的にこの領域に関わる「箱・装置」を作ることによって、市民権を獲得し、「脱炭素×人材」の市場を拡げていくという目的観を持っています。
2. 自社の認知・権威性を増やすため
このグリーン人材開発協議会は、「脱炭素×人材」のインプレッションとアテンションを高めるための、「協調領域を拡大させるための装置」です。そのため、当社以外の競合他社にも参加いただく予定です。
しかし、ユーザー(転職候補者)や企業(採用企業)がどの人材紹介会社を選ぶかは、競争領域です。当然、この競争に勝ちたいと思っています。
選ばれるためには、その人材紹介会社の実績や信頼性、認知度などさまざまあるかと思いますが、やはりブランドが重要ではないかと思います。以前のBiz libraryの記事にも書いたように、当社は「脱炭素×人材」のカテゴリーno.1を目指しており、「脱炭素×人材」で第一想起させるポジションを取るためには、業界団体の言い出しっぺになることが望ましいと考えました。その結果、認知や権威性を増やせたら良いなと思っています。
3. シンプルに楽しいから
これはもっとも大きな理由かもしれません。上記は自社の利益に焦点を当てた記述ですが、やっぱり辛いことをやりたいとは思いません。業界横断的に、さまざまなプレイヤーとコラボレーションし新たな価値を生み出すプロセスは、自分にとって、もっともエキサイティングな時間です。たしかに一般的な人材紹介会社はこんな面倒なことはしないと思いますし、短期的な売上には寄与しないかもしれませんが(とはいえ既にお問い合わせをいただいています)、やっぱりワクワクすることを仕掛け続けていきたいものです。
業界団体の立ち上げ方
なお、どなたかの参考になればと思い、業界団体立ち上げの背景についても記載します。
一言で言えば偶然の出会いから生まれました。もともと、この脱炭素領域でより多くの人が結集しないと、カーボンニュートラル2050は実現しないですよね、と考えていた2人と私が出会い、「何かしらアクション起こしたいですね」と話していたところ、エネルギー業界の人事・人材関係者が集まる飲み会が開催され、そこで意気投合した方々を1年ほど議論を重ね、協議会の設立に至りました。
何もルールがない中、各社いわゆる手弁当でリソースを出し合い、コラボレーションしていくプロセスは、0→1フェーズが好きな私としてはとても愉しい時間です。現在、関連省庁やシンクタンクとも議論を重ねており、公益に資するような調査研究にも取り組んでいく予定です。
ご参考)人材紹介会社の立ち上げ1年目を振り返ったBiz library記事は、下記リンク先をご覧ください。
https://biz-library.com/articles/cPkrqaMY
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こんにちは、チャックです。
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https://biz-library.com/articles/cPkrqaMY
noteには大義名分的な内容を書きましたが、Biz libraryではもう少し自社の観点から、「グリーン人材開発協議会」という業界団体立ち上げの目的を書きたいと思います。
結論から言えば、目的は3つです。
1. 市場のパイを広げるため
2. 自社の認知・権威性を増やすため
3. シンプルに楽しいから
以下、もう少し詳しく書きます。
1. 市場のパイを広げるため
「脱炭素領域」という謎のカテゴリーに対して、明確に意味づけをして、その市場を拡大させたいという意図があります。当社の脱炭素領域の定義は、エネルギー(再エネ、電気、ガス、石油)、建設・不動産、自動車・モビリティ、フードテック・アグリテック、Climatetech、コンサル(サステナビリティ領域)、金融(一部領域)を指しますが、これらを業界縦割りで捉えるのではなく、業界横断的に捉えたいという意図がありました。これらの領域で活躍する人材を「グリーン人材」と名づけ、さまざまなステイクホルダーが業界横断的にこの領域に関わる「箱・装置」を作ることによって、市民権を獲得し、「脱炭素×人材」の市場を拡げていくという目的観を持っています。
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3. シンプルに楽しいから
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