音楽ビジネス歴15年のプロが語る、生成AI時代のクリエイター支援と事業の作り方
特定の領域に明るいスモールビジネス経営者に、水先案内人となっていただく「スモールビジネス業界案内」。最前線にいるプレイヤーから業界の今とリアルを聞くことで、あなたが取り組むべきビジネスの参考にしてください。(聞き手:Biz library 藤井俊輔)
目次
・ミュージシャンから起業家へ。その軌跡と事業内容
・「ユーザー目線」だけを武器に。素人起業のリアルな苦悩
・クリエイター支援ブームの到来
・ニッチ市場でNo.1に。競合優位性を確立した一手
・生成AIがもたらす破壊と創造
・「誰を」支援するのか?クリエイター支援ビジネス、成功の鍵
・今、このビジネスに参入すべきか?当事者からのアドバイス
ミュージシャンから起業家へ。その軌跡と事業内容
藤井:本日は「スモールビジネス業界案内」ということで、音楽ビジネスと、クリエイター支援ビジネスについてお伺いできればと思います。早速ですが、これまでの経歴をお伺いしてもよろしいでしょうか?
高校卒業後にミュージシャンを志し、プロミュージシャンになりました。一応、音楽で生計は立てていたものの、将来にかなり不安を感じていました。
当時、音楽業界はCDが売れなくなり、サブスクリプションサービスもまだあまり広まっていなかった時代で、市場的にもかなり苦しい時期でした。例えば、先輩ミュージシャンの話を聞いても「あの人は今もバイトをしている」というような状況で、かなり不景気な感じがありました。色々と考えた結果、2011年ごろに、当時組んでいたバンドのメンバーと一緒に事務所を辞め、「3人で会社を作ろう」という話になりました。それが起業のスタートです。15年も続けているので色々ありましたが、今も続いています。
私個人としては、途中で別の会社を作ったり、他社の音楽ビジネスのサポートに入ったりと、他のビジネスにも並行して関わっているという状況です。
藤井:ミュージシャンからの起業は珍しいですよね。どのような会社を作ったのでしょうか?
ミュージシャンを支援するためのウェブ上のプラットフォームサービスです。音楽活動をしている人であれば誰でも無料で登録することができ、音楽活動に便利な様々な機能が使える、というものです。
対象は、有名な方というよりは、いわゆるインディーズで活動している方や、完全に趣味で音楽をやっている方々です。彼らが作った音楽を、私たちのサービスを使うことでSpotifyやApple Musicといったサブスクリプションサービスに配信したり、カラオケに入れることができます。
他にも、JASRACやNexToneのような著作権管理団体に自分の楽曲の権利を預け、印税がもらえる体制を作ったり、音楽制作の一部、例えば作詞や作曲、編曲などをプロに外注できたりする機能もあります。そういった便利な機能が色々と使えるサービスです。
藤井:ミュージシャンとしてこれから活動を始めるような人たちを支援するサービス、というイメージでしょうか。
初心者の方が活動を軌道に乗せるために使ってくださるパターンもありますし、一方で、メジャーデビューはしていないけれど音楽活動で生計を立てている、ほぼプロのような方が、ご自身にとって便利な機能だけを使ってくださるケースもあります。今の時代、あえてメジャーデビューしたくないという方もいますからね。
「ユーザー目線」だけを武器に。素人起業のリアルな苦悩
藤井:まずは起業当時の話を聞かせてください。その頃、音楽ビジネス関連ではどのようなプレイヤーが多かったのでしょうか?
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・ミュージシャンから起業家へ。その軌跡と事業内容
・「ユーザー目線」だけを武器に。素人起業のリアルな苦悩
・クリエイター支援ブームの到来
・ニッチ市場でNo.1に。競合優位性を確立した一手
・生成AIがもたらす破壊と創造
・「誰を」支援するのか?クリエイター支援ビジネス、成功の鍵
・今、このビジネスに参入すべきか?当事者からのアドバイス
ミュージシャンから起業家へ。その軌跡と事業内容
藤井:本日は「スモールビジネス業界案内」ということで、音楽ビジネスと、クリエイター支援ビジネスについてお伺いできればと思います。早速ですが、これまでの経歴をお伺いしてもよろしいでしょうか?
高校卒業後にミュージシャンを志し、プロミュージシャンになりました。一応、音楽で生計は立てていたものの、将来にかなり不安を感じていました。
当時、音楽業界はCDが売れなくなり、サブスクリプションサービスもまだあまり広まっていなかった時代で、市場的にもかなり苦しい時期でした。例えば、先輩ミュージシャンの話を聞いても「あの人は今もバイトをしている」というような状況で、かなり不景気な感じがありました。色々と考えた結果、2011年ごろに、当時組んでいたバンドのメンバーと一緒に事務所を辞め、「3人で会社を作ろう」という話になりました。それが起業のスタートです。15年も続けているので色々ありましたが、今も続いています。
私個人としては、途中で別の会社を作ったり、他社の音楽ビジネスのサポートに入ったりと、他のビジネスにも並行して関わっているという状況です。
藤井:ミュージシャンからの起業は珍しいですよね。どのような会社を作ったのでしょうか?
ミュージシャンを支援するためのウェブ上のプラットフォームサービスです。音楽活動をしている人であれば誰でも無料で登録することができ、音楽活動に便利な様々な機能が使える、というものです。
対象は、有名な方というよりは、いわゆるインディーズで活動している方や、完全に趣味で音楽をやっている方々です。彼らが作った音楽を、私たちのサービスを使うことでSpotifyやApple Musicといったサブスクリプションサービスに配信したり、カラオケに入れることができます。
他にも、JASRACやNexToneのような著作権管理団体に自分の楽曲の権利を預け、印税がもらえる体制を作ったり、音楽制作の一部、例えば作詞や作曲、編曲などをプロに外注できたりする機能もあります。そういった便利な機能が色々と使えるサービスです。
藤井:ミュージシャンとしてこれから活動を始めるような人たちを支援するサービス、というイメージでしょうか。
初心者の方が活動を軌道に乗せるために使ってくださるパターンもありますし、一方で、メジャーデビューはしていないけれど音楽活動で生計を立てている、ほぼプロのような方が、ご自身にとって便利な機能だけを使ってくださるケースもあります。今の時代、あえてメジャーデビューしたくないという方もいますからね。
「ユーザー目線」だけを武器に。素人起業のリアルな苦悩
藤井:まずは起業当時の話を聞かせてください。その頃、音楽ビジネス関連ではどのようなプレイヤーが多かったのでしょうか?