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新規事業をゼロから立ち上げて、月商1,000万円overにするために行ったこと全て【累計購入数50本突破】

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初めまして、チャック(@neopathos)と申します。


スタートアップ(資金調達 +50億円)の創業メンバーとして働きつつ、一人法人の代表として、業務委託メンバーとチームを組んでクライアントワークを実施したり、自社メディアを運営を行なっています。事業開発(立ち上げ)が得意で、「リアルRPG」のように昼夜問わず仕事しています。

※追記:
2023年4月時点で、上記スタートアップを退職し、新たに法人を立ち上げています。創業から1年間が経過し、その結果をまとめました。

初年度年商1,350万円、粗利率100%!人材紹介会社設立から1年間を振り返る
https://biz-library.com/articles/cPkrqaMY


突然ですが、あなたは月商1,000万円を超えるWebサービスを「ゼロ」から立ち上げたいと思いますか?


多くの方が、

そりゃあできればしたいけど、とは言え新規サービスなんて難しいでしょ…

と思われるのではないでしょうか?


なぜサービスをゼロから立ち上げることが難しいかと考えると、

・そもそも新規サービス立ち上げの経験をしたことがない
・サービス立ち上げに必要な知識とお金がない
・失敗のリスクが怖い

といった理由が大きいのではないかと思います。


僕自身もそうでした。


前職で、プロパンガスの比較切り替えサービス「enepi(エネピ) 」という新規サービスを立ち上げた際は、手取り足取り教えてくれる人はいませんでした。


そのため、関連する書籍を読みあさり、また色んな人に話を聞きながら、

「どうすれば、まったくのゼロから事業を立ち上げられるのか?」
「どうすれば、サービスをもっと伸ばすことができるのか?」

といったことを四六時中考え、トライアンドエラーを行っていました。


そして、四苦八苦しながらもサービスをリリースし、約2年後に月商1,000万円を突破することができました。


守秘義務の都合上、必ずしも正確な数値ではありませんが、概ねこのようなイメージだと捉えていただけますと幸いです。


月商1,000万円の事業では、どの程度の利益が残る?


勘違いされやすい点なのですが、月商、つまり月の売上が1,000万円ということなので、もちろん残る利益はもっと少なくなります。


一般的に、インターネット事業のP/L(損益計算書)のイメージは、下記の通りです。

売上 - 原価 = 粗利

となりますが、ECビジネスを除いて、インターネット事業において、原価はほとんど発生しません。


問題は、販管費です。


販管費には、

・広告宣伝費
・人件費

の2つが大きな項目となりますが、事業部毎にP/Lを管理している場合には、

・全社販管費

と呼ばれる費用も含まれてきます。


これは、役員・管理部(経理、総務等)の人件費や、オフィスの賃料や各種リース費用(PC、プリンター等)などの固定費を各事業部で按分した費用です。
 *会社内で事業部が1つの場合は、すべて乗っかってきます


これらを加味すると、事業単体の利益(=事業利益)は、おおよそ売上の20〜30%程度に落ち着けば御の字と言えるのではないでしょうか。


つまり、月商1,000万円の事業であれば、利益は概ね200〜300万円残る、とお考えいただければと思います。


意外と少ないな、と思われた方も多いのではないでしょうか?


たしかに、ブログアフィリエイトビジネスと比べると、残る利益は少ないですよね。


ブログアフィリエイトとの大きな違いは、広告宣伝費を投じるか否かにあるかと思います。


それでも、事業がスケールし、安定的に利益を生み出せるようになると、トータルでのキャッシュは大きく稼げるようになるはずです。


この記事では、プロパンガス比較切り替えサービス「enepi(エネピ)」の立ち上げを振り返って、事業をゼロから月商1,000万円超まで伸ばすまでに行ったことを全て書きました。


具体的には、以下の通りです。

・事業企画から立ち上げ、ピポットを経て月商1,000万円を超えるまでの時系列と詳細

・月商1,000万円のプロダクトのMVP(Minimum Viable Product)時点のLP

・ASPを使った集客施策での落とし穴

・顧客獲得のための具体的なノウハウ(実際に送付したFAX文面サンプルあり)

・新規事業立ち上げのTips(事業立ち上げを加速するショートカット)



この記事の想定読者


主な想定読者は、下記に当てはまるような方々です。

  •  マイクロビジネスでブログメディアを運営しているものの、それだけでは収益が覚束なく、また変動幅があり稼ぎ続けることに不安を感じている方

  •  勤務先の会社でWeb系の新規事業を立ち上げたいと思っている方(特に、比較見積もりサイト、マッチングサイト)

  •  スタートアップを立ち上げたい方

一方で、お金を払っていただいて、「自分には合っていなかった...」と後悔して欲しくないので、あらかじめおすすめしない人も書いておきます。

  • ブログやインターネットビジネスの経験がまったくない方

  • 自らビジネスを立ち上げることに興味がない方

  •  楽して稼ぎたいと思っている方

出来るだけ分かりやすく解説したつもりではありますが、ブログやインターネットビジネスにまったく知見がない方ですと、感覚が掴めない可能性がありますので、この記事のご購入をおすすめしておりません。


また、事業の立ち上げはエキサイティングであり、大きく稼げる可能性がありますが、あなたがとても潤沢なリソース(お金、人脈、知識・知恵等)を保有していない限り、スマホ1台で1日5分の作業では稼げません


これらを予めご理解いただけますと幸いです。


この記事を読んでメリットのある方


上記想定読者の中でも、特に以下のようなことに関心のある、あるいは悩んでいる方に向けて書きました。

✔︎ インターネットを活用した新規事業の立ち上げって、個人でもできるの?何から始めれば良いのだろう?

✔︎ 新規事業での起こり得る失敗を、出来るだけ無くしたい

✔︎ どれくらいのお金が必要で、いつ頃から単月黒字転換するのだろうか?

こんなお悩みをお持ちのあなたは、この記事から事業立ち上げのリアルな追体験をして、数々の失敗の罠を事前に回避することを通じて、今後事業を立ち上げる際に事業の具体的なイメージを持って取り組めるようになるでしょう。


enepi(エネピ)は、2020年4月現在、プロパンガス(LPガス)業界最大級の集客サイトに成長しています。



このサービスは、2015年秋頃に僕とエンジニアの2名で、まさにゼロから立ち上げたのですが、今回はそのenepiという一括見積もりサービス立ち上げの経緯を振り返ります。


この記事をお読みいただくことで、

・インターネット事業の立ち上げ方、その生々しいプロセス

・新規事業の立ち上げで回避すべき点

・収益化までのタイムライン

について把握・理解できるようになります。


なお、2017年10月以降、僕はenepiに関与しておらず、現在は精鋭揃いのenepiチームが粛々とサービスを育てているはずです。守秘義務の関係上、売上・利益などの数値は正確には記載できませんが、出来るだけ状況をリアルにイメージしていただけるように考慮して書きました。


これから、自分で事業を立ち上げようと考えている方にとって、参考になれば幸いです。


参考までに、僕が過去に立ち上げた主なサービスは、こちらです。

・プロパンガス一括見積もりサービス「enepi(エネピ)
・新電力子会社(精算済)
・太陽光発電の第三者所有サービス「シェアでんき
・大学受験生向けオンライン小論文学習塾「小論文のトリセツ

他にも、失敗したサービスを含めると多数あります。


これらの経験を踏まえて、事業を立ち上げるためのパターンを整理していますので、ある程度、再現性のあるノウハウになっているのではないかと思います。


【購入特典】個別質問受付LINE@にご招待!


この記事をご購入いただいた御礼として、以下のプレゼントをお付けします。

インターネットメディア事業(ブログアフィリエイト含む)の立ち上げ・グロースに関しての個別質問を受け付けます
※記事の販売開始から1カ月の期間限定です

なお、LINE@でいただいたご質問の一部は、この記事の最後に追記させていただく場合がございますので、予めご了承ください。


正直、かなり労力のかかることでして、実際にTimeticketでは1時間6,000円でチケットを出しているのですが、購入いただいたあなたに、ぜひ事業立ち上げをチャレンジして成功して欲しいので、このような特典を付けることに決めました。


それでは、僕がenepiの立ち上げをスタートした2015年9月に振り返って、事業の立ち上げを追体験してみましょう。


【記事の目次】


  1. 前置き(無料購読部分)
  2. 【2015年9月】立ち上げ当初のコンセプトは別物だった
    1. タイミング(市場の変化)
    2. 巨大な市場
    3. 自社の優位性
  3. 【2015年10月】記事の量産(1ヶ月で100本)
  4. 【2015年11月】ピボット1:サービス対象業界の変更
    1. 競合の出現
    2. 蓋を開けてみたら、電気のスイッチングは収益性の低いビジネスだった
  5. 【2015年12月】3C(市場、競合、自社)の視点から、イケると思ったプロパンガス切り替えサービス
    1. プロパンガスの市場
    2. プロパンガス切り替えサービスの競合
    3. 自社の強み
  6. 【2016年12〜2017年2月】顧客の発見・顧客の実証
    1. 当初のサービスコンセプトの変更
    2. MVPのリリース
  7. 【2017年3月】初売り上げ(0→1)
  8. 【2017年4月】KPIの設計
    1. 顧客側のKPI
    2. ユーザー側のKPI
  9. 【2017年5月】集客での失敗、違約金の発生
  10. 【2017年6月】ピボット2:ビジネスモデルの変更
  11. 【2017年7月】管理画面の構築
  12. 【2017年8〜11月】伸び悩む売上、改善されないKPI(送客→現調率)
  13. 【2017年12月〜2018年2月】
  14. 【Appendix】新規事業立ち上げのTips
    1. 契約書の作成
    2. 新規顧客のアポ獲得手法
    3. メディアグロース
    4. アライアンス(提携)のつくり方
    5. 新規事業立ち上げのオススメ本
  15. 最後に:新規事業は誰にでも創れる
  16. 【購入特典】個別質問受付LINE@にご招待!

*有料部分: 約15,000文字 / 画像20枚


【2015年9月】立ち上げ当初のコンセプトは別物だった


まず、enepiというサービスの生い立ちからお話ししましょう。


今でこそenepiはプロパンガスの一括見積もりサービスとして確立していますが、実は2015年9月当時に作ったenepiの原型は、電力会社のスイッチングサービスでした。電力会社の切り替えをアシストできたら、切替先の電力会社から仲介手数料をもらうというビジネスモデルです。


このサービスに参入しようとした理由は、タイミング(市場の変化)巨大な市場自社の優位性という大きく3つでした。それぞれ、簡潔に解説しますね。

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