
【学生必見】お金0円から始められる!武田所長が教える学生起業のリアル
語り手:武田所長
『スモールビジネスの教科書(実業之日本社)』著者 / Biz library共同創業者
大学卒業後、戦略系コンサルティングファーム退職後20以上のスモールビジネスを展開し、それぞれ売上年間数百万円~10億円。トレンディ・ハイリスクなベンチャービジネスではなく、安定的で着実に利益を生み出すスモールビジネスを推奨。強い個人が活躍する時代を作るという狙いのもと、スモールビジネスに関する情報発信を行う。
この記事の内容は動画
でもご覧いただけます。
学生起業は最高だ
学生起業は最高だ。やらない理由は何もない。
失うものなど何もなく、得られるものしかないのだ。
「失敗したらどうしよう」なんて考えは捨てなさい!
学生が失うお金など無だ。そもそも持っていないのだから。
この体験を通じて金では買えないダイヤモンドのような学びを若い時代に得ることができる。これはプライスレスだ。
学生時代にやっておけば、会社員から起業する時にも一歩目が踏み出しやすい。さらに、学生起業家ネットワークという宝も手に入れることになるのだ。
学生起業の始め方
ビジネスコンテストに出て優勝し、「俺は社会を変える」と思ってプライドだけが膨れ上がり、どこかに行方不明になる学生起業家が多い。これは危険だ。
実力とプライドのバランスが取れていない場合、必ず失敗する。プライドだけが上がって実力が伴わないと、へし折れることができずにどこかに飛んでいってしまう。これが最大の懸念リスクだ。
謙虚に、プライドと実力のバランスを保ちなさい!
私たちの学生時代は「ソーシャルネットワーク」という映画が流行り、多くの学生がSNSを作り始めた。「ビジョンとユーザー数さえあれば、マネタイズは外注できる」という考えが蔓延していたが、それは大きな間違いだ。そのようなバズワードに踊らされるな!
当時SNSを作った学生で生き残ったのは0人。ビジコンで優勝した人たちも今はほとんど残っていない。実際に生き残っている人たちは、謙虚に着実にビジネスをやっていた人たちだ。
学生起業のデメリット
学生起業の唯一のデメリットは「辛い」ということだ。
最初の頃は上手くいかない。学生に強みなどない。弱さしかないところからスタートする。「こいつアホだけど可愛がってやるか」というところを掴むまでが大変すぎる。
私も数人の仲間とマンションオフィスに登記して、寝袋で寝て、徹夜して、金がどんどんなくなり、食べるものもなく、社長の父親が持ち込んでくれるカップラーメンでしのぐ…という生活を経験したが、これは辛かった。
ビジネスも知らない、戦略も知らない、営業も知らない、技術もない。そこから始まるわけだから辛いのは当然だ。
学生起業の武器
学生起業の強みは決まっている。
-
優秀な人材を安く集められる
大学や学部の仲間と組めば強力なチームが作れる。例えば情報学部の学生なら、皆でシステム開発をすれば強い。実際に情報サークルが集団で受託開発をやって強すぎた実例がある。 これは学歴サラブレッドに限らず、高専なども強い。また、サークルのアツい友達を集めて営業代行など筋肉系のビジネスを始めてもいい。全員どこかの営業代行会社でバイトして半年後に集合するだけでも強いチームができるのだ。
-
学生ならではのコネ
学生だからこそ近づける顧客やリソースがある。例えば家庭教師ビジネスは大学生が始めやすい。高校生に近いポジションにいるからこそできることだ。
大学の先生と連携したり、研究機関が近いことを活かしたビジネスも強い。特に大学院生になれば色々な繋がりが出てくるので、そのリソースをビジネスにしやすい立場にある。
-
アホなこと(無邪気さ)
経験がないからこそ、恐れずに行動できる。経験者は失敗を恐れて行動できないこともあるが、学生は無邪気に突撃できる。この起動力が武器になるのだ。
「何か優位性はありますか?」 「特にないですけど頑張ります」
これだけで行動できる無邪気さが重要だ。経験があると世界をシミュレーションしてしまい、怖くて行動できなくなる。しかし、そのシミュレーターはゲームボーイアドバンス程度の性能しかなく、結構荒いのだ。本当は成功するチャンスでも怖いと思って行動できないことがある。学生はそんなシミュレーターすら持っていないので、ただ走るしかない。その起動力が武器になるのだ。 ただし、必ず儲かっている事例がある分野を選びなさい!「なんか儲かってるらしい」と聞いたら、突撃してもOKだ。ただし、全く何のビジネスモデルもない分野に突っ込んで滅びるのは避けるべきだ。
学生の弱さ
逆に学生起業家は、先ほどあげた強み以外のすべてにおいて弱い。
- 顧客とのネットワークがない
- 代理店を知らない
- お客さんのキーパーソンと話したことがない
- 金がない
- 知識がない
- 信頼がない
- 経験がない
さらに、営業に行っても2万円で買った安そうなスーツでペラペラな感じで来るので、覇気もないように見える。
基本的に学生は「最弱プレイヤー」なのだ。この現実を受け入れなさい!
リスク取らせたがりおじさんに注意
注意すべき点もある。
リスク取らせたがりおじさんに気をつけなさい!
必ず巡り合うのが「若者よ、リスクを取れ」と言ってくる人たちだ。ビジネスコンテストでモテ生す人も同様。「君はすごいぞ」「世界を変えていける」「就職なんてつまらないことするな」「Jカーブを描け」と言ってくる。
このような人たちは自分のエンターテイメントのために若者にリスクを取らせたいだけだ。彼らのニーズに応える必要はない。堅実に成功する道を選びなさい!
まとめ
学生起業は絶対にやった方がいい。
失うものは何もなく、得るものだけ。経験になり、それが成功すれば大きなリターンにもなる。
以下のステップを踏みなさい:
- まずはインターンで業界を知る
- 賢い仲間を集める
- 学生ならではの強みを活かす
- 儲かっている事例がある分野を選ぶ
- 謙虚に、着実に進める
基本的にはアホな勢いで突撃してもいいが、儲かっている事例があるところに挑戦しなさい。
学生は弱さしかないことを認識し、その弱さを強みに変える戦略を持ちなさい。
バズワードや流行りに流されず、現実的なビジネスで成功を目指しなさい!
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学生起業は最高だ
学生起業は最高だ。やらない理由は何もない。
失うものなど何もなく、得られるものしかないのだ。
「失敗したらどうしよう」なんて考えは捨てなさい!
学生が失うお金など無だ。そもそも持っていないのだから。
この体験を通じて金では買えないダイヤモンドのような学びを若い時代に得ることができる。これはプライスレスだ。
学生時代にやっておけば、会社員から起業する時にも一歩目が踏み出しやすい。さらに、学生起業家ネットワークという宝も手に入れることになるのだ。
学生起業の始め方
ビジネスコンテストに出て優勝し、「俺は社会を変える」と思ってプライドだけが膨れ上がり、どこかに行方不明になる学生起業家が多い。これは危険だ。
実力とプライドのバランスが取れていない場合、必ず失敗する。プライドだけが上がって実力が伴わないと、へし折れることができずにどこかに飛んでいってしまう。これが最大の懸念リスクだ。
謙虚に、プライドと実力のバランスを保ちなさい!
私たちの学生時代は「ソーシャルネットワーク」という映画が流行り、多くの学生がSNSを作り始めた。「ビジョンとユーザー数さえあれば、マネタイズは外注できる」という考えが蔓延していたが、それは大きな間違いだ。そのようなバズワードに踊らされるな!
当時SNSを作った学生で生き残ったのは0人。ビジコンで優勝した人たちも今はほとんど残っていない。実際に生き残っている人たちは、謙虚に着実にビジネスをやっていた人たちだ。
学生起業のデメリット
学生起業の唯一のデメリットは「辛い」ということだ。
最初の頃は上手くいかない。学生に強みなどない。弱さしかないところからスタートする。「こいつアホだけど可愛がってやるか」というところを掴むまでが大変すぎる。
私も数人の仲間とマンションオフィスに登記して、寝袋で寝て、徹夜して、金がどんどんなくなり、食べるものもなく、社長の父親が持ち込んでくれるカップラーメンでしのぐ…という生活を経験したが、これは辛かった。
ビジネスも知らない、戦略も知らない、営業も知らない、技術もない。そこから始まるわけだから辛いのは当然だ。
学生起業の武器
学生起業の強みは決まっている。
-
優秀な人材を安く集められる
大学や学部の仲間と組めば強力なチームが作れる。例えば情報学部の学生なら、皆でシステム開発をすれば強い。実際に情報サークルが集団で受託開発をやって強すぎた実例がある。 これは学歴サラブレッドに限らず、高専なども強い。また、サークルのアツい友達を集めて営業代行など筋肉系のビジネスを始めてもいい。全員どこかの営業代行会社でバイトして半年後に集合するだけでも強いチームができるのだ。
-
学生ならではのコネ
学生だからこそ近づける顧客やリソースがある。例えば家庭教師ビジネスは大学生が始めやすい。高校生に近いポジションにいるからこそできることだ。
大学の先生と連携したり、研究機関が近いことを活かしたビジネスも強い。特に大学院生になれば色々な繋がりが出てくるので、そのリソースをビジネスにしやすい立場にある。
-
アホなこと(無邪気さ)
経験がないからこそ、恐れずに行動できる。経験者は失敗を恐れて行動できないこともあるが、学生は無邪気に突撃できる。この起動力が武器になるのだ。
「何か優位性はありますか?」 「特にないですけど頑張ります」
これだけで行動できる無邪気さが重要だ。経験があると世界をシミュレーションしてしまい、怖くて行動できなくなる。しかし、そのシミュレーターはゲームボーイアドバンス程度の性能しかなく、結構荒いのだ。本当は成功するチャンスでも怖いと思って行動できないことがある。学生はそんなシミュレーターすら持っていないので、ただ走るしかない。その起動力が武器になるのだ。 ただし、必ず儲かっている事例がある分野を選びなさい!「なんか儲かってるらしい」と聞いたら、突撃してもOKだ。ただし、全く何のビジネスモデルもない分野に突っ込んで滅びるのは避けるべきだ。
学生の弱さ
逆に学生起業家は、先ほどあげた強み以外のすべてにおいて弱い。
- 顧客とのネットワークがない
- 代理店を知らない
- お客さんのキーパーソンと話したことがない
- 金がない
- 知識がない
- 信頼がない
- 経験がない
さらに、営業に行っても2万円で買った安そうなスーツでペラペラな感じで来るので、覇気もないように見える。
基本的に学生は「最弱プレイヤー」なのだ。この現実を受け入れなさい!
リスク取らせたがりおじさんに注意
注意すべき点もある。
リスク取らせたがりおじさんに気をつけなさい!
必ず巡り合うのが「若者よ、リスクを取れ」と言ってくる人たちだ。ビジネスコンテストでモテ生す人も同様。「君はすごいぞ」「世界を変えていける」「就職なんてつまらないことするな」「Jカーブを描け」と言ってくる。
このような人たちは自分のエンターテイメントのために若者にリスクを取らせたいだけだ。彼らのニーズに応える必要はない。堅実に成功する道を選びなさい!
まとめ
学生起業は絶対にやった方がいい。
失うものは何もなく、得るものだけ。経験になり、それが成功すれば大きなリターンにもなる。
以下のステップを踏みなさい:
- まずはインターンで業界を知る
- 賢い仲間を集める
- 学生ならではの強みを活かす
- 儲かっている事例がある分野を選ぶ
- 謙虚に、着実に進める
基本的にはアホな勢いで突撃してもいいが、儲かっている事例があるところに挑戦しなさい。
学生は弱さしかないことを認識し、その弱さを強みに変える戦略を持ちなさい。
バズワードや流行りに流されず、現実的なビジネスで成功を目指しなさい!
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