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売上1億円超えでも「このままではヤバい」― 共同経営のリアルと、属人性の壁を越えるための強い意志

スモールビジネスの最前線で奮闘する経営者のリアルな声をお届けする「リアル・スモビジ」。今回は、通信キャリアの法人営業を軸に、アップデートと挑戦を続けるスモールビジネス経営者にお話を伺いました。(聞き手:Biz library代表 海保 堅太朗)


海保:改めまして、よろしくお願いいたします。以前にもBiz libraryのインタビューにご協力いただいておりますが、改めて簡単にこれまでのご経歴と、現在手掛けていらっしゃるビジネスについて教えていただけますか。

はい。独立前は、新卒で通信業界に入り、通信の代理店に勤めました。そこで10年間、法人営業を担当していました。ソフトバンクやau、ドコモといったキャリアの回線を取り次ぐ法人代理店です。
その会社では様々な経験をしましたが、前職の終盤で組織変更があり、その際の人事に納得がいかないことがありました。それがきっかけとなり、その時の仲間3人と独立したのが、事業の始まりです。

海保:なるほど。10年間、通信キャリアの法人営業に集中し続けるというのはすごいことだと思いますが、どのような点に面白さやモチベーションを感じていらっしゃったのでしょうか。

理由は二つあります。一つは、メンバーに恵まれたことです。給料が特別高かったわけではありませんが、人間関係が良好だったので、仕事を続ける土台になっていたと思います。

もう一つは、私が社会人になったのが2010年で、ちょうどiPhoneが登場してしばらく経ち、法人でもスマートフォンが導入され始めた頃だったことです。
当時はまだ「仕事は電話があってこそ」という価値観を持つ方も多い中、スマートフォンやアプリの活用によって働き方が変わっていく、まさにその過渡期でした。この10年間は大きな変化を体感できる時期だったので、同じ仕事ではありましたが、扱う商材や売り方も変化し続け、非常に楽しかったです。

海保:ダイナミックなタイミングで業界に入られたのですね。そこから3名で独立され、通信キャリアの法人営業を始められたと。

はい。独立を決意して2週間後には法人を設立しました。約2ヶ月後には3名とも退職し、有給休暇を消化しながら合流するという、非常にスピーディーな立ち上がりでした。
当初は顧客が全くいない状態からのスタートでした。私たちは通信の代理店業務の経験はありましたが、すぐに代理店にはなれないため、まずは代理店に案件を紹介するという立場から始めました。それが、以前の記事でもお話しした「携帯案件の紹介業」です。

海保:顧客の規模感や提案内容、そして収益がどのくらいになるのか、ビジネスモデルの概要を教えていただけますか。

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