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「めんどくさいことがない」を設計する。1人SaaS経営者のバックオフィス論

普段スポットが当たることの少ない、経理、タスク管理、スケジュール管理、オフィス。そして情報収集や会食など。ビジネスの土台を固めるためにスモールビジネス経営者はどんなことをしているのか?ちょっとした工夫を知るシリーズ「バックオフィスどうしてる?」です。(聞き手:Biz library代表 海保 堅太朗)


今回お話を伺ったのは、特定業界向けのニッチなSaaSを1人で開発・運営し、月額34万円という高単価で複数社と契約、年商1,200万円規模の事業を回している経営者である。
外注もなく、社員もなく、既存事業の運用にかかる時間はなんと週1時間ほどだという。その裏には、「そもそもめんどくさいことが発生しない構造を作る」という徹底したビジネス設計の思想があった。
AIとNotionを組み合わせた独自の情報管理術から、高単価×少数顧客モデルが生む圧倒的な身軽さまで、1人経営者の理想的なバックオフィスのあり方を余すところなく語ってもらった。

こんな人におすすめ:

・外注や採用をせずに事業をシンプルに回したいフリーランス・1人経営者
・SaaSや高単価ビジネスのバックオフィス効率化に関心がある方
・AIやツールを活用して、自分の時間を最大化したい経営者

目次

・週1時間で回る、1人SaaSの実態
・バックオフィスを支えるツール構成
・税理士・法務・オフィスの判断基準
・情報収集は「耳」と「Notion」で完結
・AIとの協働、そして「自分のターン」という発想
・次のフェーズへ──人と会う、目的を絞る


週1時間で回る、1人SaaSの実態

海保:早速ですが、バックオフィスについて伺っていければと思います。今の事業は完全に1人でやられているんですよね。外注も何もしていないという状態ですか?

そうですね、完全に1人です。外注はほぼしていないですね。コーディングはAIに代替していますし、バックオフィス系は請求書の送付とか、マネーフォワードの法人カードを使って仕訳が自動で入るようにしたりとか。あまり外注を使っていないというより、そもそもめんどくさいことがあまりないんです。

海保:なるほど。ちなみに既存事業の運用で言うと、週にどのくらい働いているイメージですか?

既存事業だけで言うと、週に1時間くらいですかね。

海保:週1時間はすごいですね。それは請求書対応なども含めてですか?

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