一歩を踏み出すための「決める」という技術
Biz library代表大坪によるコラムです。日常的にさまざまなスモールビジネス経営者とやり取りを続けている代表が、どのようなことを考えているのかをアウトプットします。スモールビジネス経営を抽象的に捉えるヒントになれば幸いです。(筆者:Biz library代表 大坪 拓摩)
前編:時給930円のパート主婦が、家賃年収3,650万円の大家になるまで
後編:「怖いから貯めた」慎重派のパート主婦大家が、一歩を踏み出せた理由
「パート主婦大家なっちー」こと舛添菜穂子氏へのインタビューを受けて、Biz library代表の大坪拓摩が考察を綴る。手取り8万円のOLから、14年かけて家賃年収3,650万円の大家へ。その歩みは、不動産投資の成功談である以上に、一人の人間が「決める」という行為をどう積み重ねてきたかの記録だった。1,000人を超える独立・起業を支援してきた大坪が、「密度」「モチベーションより環境」「失敗は赤ペンでの添削」といった自身の考え方と照らし合わせながら、慎重派の彼女が一歩を踏み出せた理由と、「利回りは作り出すもの」という価値創造の発想を読み解く。
こんな人におすすめ:
・やりたいことはあるのに、怖さや不安から決断できずにいる方
・相場や常識にとらわれず、自分で価値を作り出す発想を身につけたい方
・独立・起業に向けて、気合いではなく環境から行動を変えたい方
目次
はじめに
「パート主婦大家なっちー」こと舛添菜穂子さんへのインタビューは、数々の新しい発見がある対談でした。表面的には「時給930円のパート主婦が、家賃年収3,650万円の大家になった」という、わかりやすいサクセスストーリーです。しかし、私が実際に話を聞いて感じたのは、不動産投資だけの話ではなく、一人の人間が「決める」という行為をどう積み重ねてきたかが解かる内容でした。
私はこれまで、会社員から個人事業主、法人経営者へと、1,000人を超える方々の独立・起業をサポートしてきました。その過程で何度も見てきたのは、スキルや資金の有無以上に、「決めること」そのものに対する耐性の差が、結果を分けているという事実があります。舛添さんの14年間は、まさにこのテーマを体現していました。今回は私自身の経験や、これまで私が伝えてきた考え方と照らし合わせながら、今回の対談を深く掘り下げて考察してみたいと思います。
手取り8万円という「密度の起点」
舛添さんは、手取り8万円のOL時代に「このままでいいのだろうか」という漠然とした不安を抱えていたと語っています。倒産、リストラ、ブラック企業を渡り歩いた経験、飲食店の本部で店長たちがへとへとになっている姿を見て「ああはなりたくない」と感じた経験。これらはどれも、本人の意志とは関係のないところで降りかかってくる環境要因です。
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こんな人におすすめ:
・やりたいことはあるのに、怖さや不安から決断できずにいる方
・相場や常識にとらわれず、自分で価値を作り出す発想を身につけたい方
・独立・起業に向けて、気合いではなく環境から行動を変えたい方
目次
はじめに
「パート主婦大家なっちー」こと舛添菜穂子さんへのインタビューは、数々の新しい発見がある対談でした。表面的には「時給930円のパート主婦が、家賃年収3,650万円の大家になった」という、わかりやすいサクセスストーリーです。しかし、私が実際に話を聞いて感じたのは、不動産投資だけの話ではなく、一人の人間が「決める」という行為をどう積み重ねてきたかが解かる内容でした。
私はこれまで、会社員から個人事業主、法人経営者へと、1,000人を超える方々の独立・起業をサポートしてきました。その過程で何度も見てきたのは、スキルや資金の有無以上に、「決めること」そのものに対する耐性の差が、結果を分けているという事実があります。舛添さんの14年間は、まさにこのテーマを体現していました。今回は私自身の経験や、これまで私が伝えてきた考え方と照らし合わせながら、今回の対談を深く掘り下げて考察してみたいと思います。
手取り8万円という「密度の起点」
舛添さんは、手取り8万円のOL時代に「このままでいいのだろうか」という漠然とした不安を抱えていたと語っています。倒産、リストラ、ブラック企業を渡り歩いた経験、飲食店の本部で店長たちがへとへとになっている姿を見て「ああはなりたくない」と感じた経験。これらはどれも、本人の意志とは関係のないところで降りかかってくる環境要因です。
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