銀座に200万円で出店。小顔サロン20店舗を作った経営者の思考法
スモールビジネス経営者に、事業について遠慮なく質問をぶつける「突撃!スモールビジネスの舞台裏」。普段は聞けないリアルなお金の話や、現場で起きている生々しい意思決定に触れることで、あなたのビジネスにもすぐに活かせるヒントが見つかるはずです。(聞き手:Biz library代表 海保 堅太朗)
今回お話を伺ったのは、「MIRAI小顔」を運営する真﨑未來氏である。2021年10月に東銀座で1店舗目をオープンし、わずか5年で20店舗・年商2億円規模のブランドへと成長させた。もともと独立志望はゼロ。人材紹介会社の営業職を経て、知人から声をかけられたことが起業の契機だったという。しかも当初は、小顔サロン自体に懐疑的だった。
「リバウンドしない小顔」というコンセプトはどのように生まれ、初期費用200万円台・初月黒字という立ち上げはいかにして実現したのか。低コスト出店モデルの構造から、インフルエンサー活用、スタッフ採用・教育の課題まで、5年間のリアルな軌跡を聞いた。
こんな人におすすめ:
・美容・サービス業での独立・店舗展開を検討している方
・低コストで事業を立ち上げ、スケールさせる方法を知りたい経営者
・差別化されたコンセプトで競合の多い市場を勝ち抜きたい方
目次
「卒業前提」の異色な小顔サロンの概要
海保:まず、現在取り組まれているビジネスの概要を教えていただけますか。
「MIRAI小顔」という小顔サロンのブランドを運営しています。コンセプトは「一瞬の小顔ではなく、一生続くリバウンドしない小顔を作る」こと、そして「エステからの卒業を叶えるサロン」ということで、ブランド展開をしています。現在は20店舗あります。
海保:売上や利益など、規模感について伺えますか。
売上は2億円です。利益は月によって変わるのですが、利益が出るビジネスモデルというよりは、売上を作って利益が出たらもう1店舗出す、という形でどんどん店舗展開していくブランドなので、利益を求めているというよりは店舗数を求めている、というモデルですね。
海保:なるほど!ビジネスモデルとしては、どういう料金体系になっているのですか。
初回が90分1,000円という破格の価格設定にしています。次のステップとして3回セットのコースがあって、これが3万円ほど、1回あたり9,000〜10,000円くらいですね。そこから先は、4回・8回・12回という回数権と、60分・80分・100分というコース時間を組み合わせて選んでいただく形になっています。
なぜ3ヶ月かというと、筋肉細胞の生まれ変わりのサイクルが3ヶ月だからです。そのサイクルに合わせて通っていただいて、そこからはエステの卒業という形で、回数券を売っていくという流れです。
海保:1000円ですか?安っ!最大では何回ぐらいのコースになるのでしょうか。
初回の1,000円と3回セットの3万円に加えて、12回の回数権という組み合わせが一番多いパターンで、トータルLTVは18万〜20万円くらいになります。
海保:なるほど。初回1,000円という破格の入口で来てもらって、そこからコースに誘導していく、というモデルですね。客層はどういった方が多いですか。
女性専用のサロンで、平均すると20代半ばから30代の会社員の方が多いですね。ただ、16歳も来れば70歳も来ていただいていて、幅広いです。70歳のお客さんはもう本当に可愛くて、いつも癒されています。
「小顔サロンアンチ」が翻意したきっかけ
海保:では、ここからは起業に至るまでの経緯をお伺いしていきます。真﨑さんはこの事業を始める前は何をされていたのでしょうか。
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今回お話を伺ったのは、「MIRAI小顔」を運営する真﨑未來氏である。2021年10月に東銀座で1店舗目をオープンし、わずか5年で20店舗・年商2億円規模のブランドへと成長させた。もともと独立志望はゼロ。人材紹介会社の営業職を経て、知人から声をかけられたことが起業の契機だったという。しかも当初は、小顔サロン自体に懐疑的だった。
「リバウンドしない小顔」というコンセプトはどのように生まれ、初期費用200万円台・初月黒字という立ち上げはいかにして実現したのか。低コスト出店モデルの構造から、インフルエンサー活用、スタッフ採用・教育の課題まで、5年間のリアルな軌跡を聞いた。
こんな人におすすめ:
・美容・サービス業での独立・店舗展開を検討している方
・低コストで事業を立ち上げ、スケールさせる方法を知りたい経営者
・差別化されたコンセプトで競合の多い市場を勝ち抜きたい方
目次
「卒業前提」の異色な小顔サロンの概要
海保:まず、現在取り組まれているビジネスの概要を教えていただけますか。
「MIRAI小顔」という小顔サロンのブランドを運営しています。コンセプトは「一瞬の小顔ではなく、一生続くリバウンドしない小顔を作る」こと、そして「エステからの卒業を叶えるサロン」ということで、ブランド展開をしています。現在は20店舗あります。
海保:売上や利益など、規模感について伺えますか。
売上は2億円です。利益は月によって変わるのですが、利益が出るビジネスモデルというよりは、売上を作って利益が出たらもう1店舗出す、という形でどんどん店舗展開していくブランドなので、利益を求めているというよりは店舗数を求めている、というモデルですね。
海保:なるほど!ビジネスモデルとしては、どういう料金体系になっているのですか。
初回が90分1,000円という破格の価格設定にしています。次のステップとして3回セットのコースがあって、これが3万円ほど、1回あたり9,000〜10,000円くらいですね。そこから先は、4回・8回・12回という回数権と、60分・80分・100分というコース時間を組み合わせて選んでいただく形になっています。
なぜ3ヶ月かというと、筋肉細胞の生まれ変わりのサイクルが3ヶ月だからです。そのサイクルに合わせて通っていただいて、そこからはエステの卒業という形で、回数券を売っていくという流れです。
海保:1000円ですか?安っ!最大では何回ぐらいのコースになるのでしょうか。
初回の1,000円と3回セットの3万円に加えて、12回の回数権という組み合わせが一番多いパターンで、トータルLTVは18万〜20万円くらいになります。
海保:なるほど。初回1,000円という破格の入口で来てもらって、そこからコースに誘導していく、というモデルですね。客層はどういった方が多いですか。
女性専用のサロンで、平均すると20代半ばから30代の会社員の方が多いですね。ただ、16歳も来れば70歳も来ていただいていて、幅広いです。70歳のお客さんはもう本当に可愛くて、いつも癒されています。
「小顔サロンアンチ」が翻意したきっかけ
海保:では、ここからは起業に至るまでの経緯をお伺いしていきます。真﨑さんはこの事業を始める前は何をされていたのでしょうか。