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【スモビジ奮闘日記】教養なにそれおいしいの?おいしいよ!【vol.22】

『武田のスモビジ奮闘日記』とは

ビズライブラリーを主催する武田所長の徒然なるスモビジ日記です。
武田所長が最近スモビジに取り組む中で考えたことや、発見した出来事などを綴ります。
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教養なにそれおいしいの?おいしいよ!

今回は「教養」ってヤツについて、私の考えを述べていきたい。

書店でもよく「教養のための~」という書籍に巡り合うだろう。これが結構売れてしまうのだから「教養」ってヤツには恐らく多くの人が興味を持っているのではないだろうか。

また、最近は国際情勢の動きが激しくなっているせいか、歴史・政治にも興味を持っている人は増えている印象がある。

この「教養」ってヤツにスモビジオーナーとしてはどう向き合っていくのかを考えていこう。


そもそも教養の定義は?

辞書的な定義は「学問、知識などによって養われた品位。教育、勉学などによって蓄えられた能力、知識。」だそうだ。しかし、あまりに広い。

ほとんどすべての能力はそうではないか。

一般に「教養」の対象とされる学問以外でも、上の定義に当てはまるものはいくらでもある。

例えば武道をやっていると特有の品位が身につく。これでは空手道場に行くことも「教養」を磨くとなる。

辞書的な定義からは考えづらいものがあるので、私なりに敢えて斜に構え、実用性の面から定義しておこう。

世間的なイメージで”教養”を捉えてみると、3つに分類できそうだ。


1. エリートが興味を持ちやすい仕事以外の趣味分野(ワイン、ゴルフ、グルメ、船…)

2. エリートが興味を持ちやすい仕事以外の学問分野(歴史、哲学、物理学…)

3. 自分個人の内発的な動機を作り上げる背景知識


世間的に「教養」と言われるか「低俗」と言われるかの境界線は、実際の所「エリートに好まれやすい」ということだと思う。

つまり非エリートが好む趣味分野(漫画、ドラマ…)にいくら詳しかった所で「教養」があるとは言われないのだ。なんともスノビッシュな概念である。

そして「エリートに好まれやすい」という分野は驚く程偏っている。そしてグローバルに共通性がある。

この偏在性は「知らないとエリート村の中で馬鹿にされる、知っていると尊敬される」というエリート村の文化が作り出しているのであると思う。

勉強が出来ると自然とワインに惹かれていくということもあるかもしれないが、村文化のために偏在していると考えたほうが妥当だろう。

一方で私としては第三の定義、つまり「自分向け教養」ってヤツを重視したい。他人向けである1,2と自分向けである3については分けてこれから考えていこう。

「教養」の持つ事業的な価値はある?

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