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建築業界のニッチ課題を掘り起こし、月商120万円のマイクロSaaSを1人で作った経営者の思考法

スモールビジネス経営者に、事業について遠慮なく質問をぶつける「突撃!スモールビジネスの舞台裏」。普段は聞けないリアルなお金の話や、現場で起きている生々しい意思決定に触れることで、あなたのビジネスにもすぐに活かせるヒントが見つかるはずです。(聞き手:Biz library代表 海保 堅太朗)


今回お話を伺ったのは、建築業界のニッチな課題に特化したSaaSを1人で立ち上げ、初期投資ゼロで月商120万円・利益率70%の事業を実現した経営者である。
前の事業で「低単価・多数顧客」モデルの限界を痛感した氏は、次の一手として「高単価・少数顧客」のニッチSaaSという方向性を定め、親族のひと言をきっかけに建築基礎工事という誰も手をつけていない領域に辿り着いた。
競合が存在しない市場、村社会的な信頼関係による参入障壁、そして軌道に乗れば問い合わせ対応程度で回り続けるビジネスの手放れの良さ。その設計思想には、スモールビジネスだからこそ取れる合理的な戦略が凝縮されている。

こんな人におすすめ:

・ニッチ業界の課題解決型SaaSに興味がある個人起業家・スモールビジネスオーナー
・低コスト・高利益率のビジネスモデルを設計したいエンジニア・非エンジニア起業家
・中小企業向けビジネスで"競合のいない市場"を探している経営者

目次



前の事業の限界から生まれた、新しい軸

海保:まず、現在取り組まれているビジネスの概要を教えていただけますか。

建築業界の中でも、基礎工事という領域に特化したSaaSを運営しています。具体的には、建物の基礎部分を施工する際に必要な資材の量や組み合わせを、図面を読み取って自動で計算するサービスです。コストが最も低くなるよう最適化した結果を出力することで、建築会社の営業利益の向上に貢献しています。

海保:現在の規模感についても、差し支えなければ教えていただけますか。

基本的に1人で運営していて、売上・利益ともにほぼ同額で、月120万円ほどです。SaaSなのでホスティング費用ぐらいしかコストがかからないので、利益率はほぼそのままですね。

海保:ビジネスモデルとしては、月額課金の形でしょうか。

はい。1社あたりの月額単価が30〜40万円ほどで、現在3社に導入いただいている状況です。

海保:ストック型で積み上がっていく、理想的なモデルですね。この事業を立ち上げる前は、何をされていたのでしょうか。

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