Biz library スモールビジネス
情報メディア

「食いっぱぐれない」を軸に選んだら、開かれた社長への道

スモールビジネス経営者に、事業について遠慮なく質問をぶつける「突撃!スモールビジネスの舞台裏」。普段は聞けないリアルなお金の話や、現場で起きている生々しい意思決定に触れることで、あなたのビジネスにもすぐに活かせるヒントが見つかるはずです。(聞き手:Biz library代表 大坪 拓摩)

今回お話を伺ったのは、テキストコンテンツ制作を軸に15期目を迎える株式会社YOSCAの代表、宮嵜氏である。新卒で入ったNOVAを1年で離れ、転職活動で履歴書を送った最初の1社で「これから立ち上げる会社の社員1号にならない?」と誘われ、20代で代表に就任。しかし数字だけを追う日々に疑問を抱き、利益の出ていた会社を清算することを決断して、新たに今の会社を立ち上げた。掲げるゴールはIPOでもイグジットでもなく、「長く続けること」。会社を半分コミュニティと捉え、所属するライターや編集者の強みをそのままサービスにしていく。趣味の麻雀ですら、気づけば事業になっていた。「死ななきゃ何でもOK」という軽やかな哲学の裏には、自分の特性を掘り下げ、それに合った事業の形を選び取る冷静な自己分析があった。

こんな人におすすめ:
・会社を大きくすることだけが正解なのか、迷っている経営者
・能力はあるのに、独立・起業への一歩を踏み出せずにいる会社員
・雇われ社長と、自ら起業することの違いを知りたい方

目次


NOVAから始まった「食いっぱぐれない」キャリア

大坪:まずは簡単に自己紹介をお願いします。

宮嵜です。1984年生まれの42歳で、東京生まれ東京育ちです。
大学を卒業後、新卒で英会話スクールのNOVAに入り、店舗営業をしていました。いきなり大阪配属になり、慣れない土地で1年営業をやって、「もう満足したな」というところで東京に戻りました。
その後、転職を考えたのですが、自分には営業のスキルしかない。かといって営業だけをすごくやりたいわけでもなかったので、当時伸びていたネット業界に営業職以外の職種からも挑戦できるよう制作スキルも学ぶことにしました。今でいうインターンのような形でデザイン事務所で働きました。
そろそろ働かないとと思って転職活動を始めたら、最初の1社でいきなり社長面接になり、「新しく会社を作るから、社員1号にならない?」と誘われたんです。その会社はガラケーのメディアを中心にマーケティングを行う会社で、3年目には代表を務めました。
ただ、28〜29歳の頃、このままこの形で続けていくのかという疑問が湧いて、1年の猶予期間をもって会社を清算しました。そして2012年に立ち上げたのが、今のYOSCAです。

大坪:今期で何期目になるのでしょうか。

15期目です。メインの事業はテキストコンテンツの制作で、記事作成代行から、ホワイトペーパーなどの営業資料、冊子やパンフレットなどの紙媒体、動画の字幕まで、文字に関することなら何でもやっています。出版事業も4年前から始めました。
最近だと、AIで生成した文章があまりに読みづらいから編集し直してほしい、という依頼も増えてきましたね。時代なのかなと思います。ベースにあるのは、情報発信をしたい人をサポートすることです。

大坪:そのままプロフィールになりそうな、見事な自己紹介でした。少し時間を遡って伺いたいのですが、新卒でNOVAを選んだのはなぜだったのでしょう?


★ここから有料部分★

 

ここから先は有料部分です

この続き: 約 5805 文字 サブスク会員になって続きを読む

この記事を含む200本以上が読み放題!

おすすめ記事

スモビジの基本戦術「長期持久戦」を挑む領域ってどうやって見つけるの?

Biz library編集部
2025.1.14

オンラインアシスタントを活用してグループホーム運営!スモビジオーナーのリアルなバックオフィス事情#3

Biz library編集部
2025.4.16

【会員限定】武田のスモビジ奮闘日記 意外に楽しい!スモビジでの組織づくり【vol.20】

Biz library編集部
2024.12.4

ブランドを立ち上げ事業売却!海外アパレルのクラファン販売、調理器具D2CなどECビジネスに長けたスモビジマン

Biz library編集部
2023.3.9

未経験からランサーズ・Udemyを攻略しWebマーケ支援で年商1,300万円。ステイスモールなライフスタイルを実現するスモビジマン

Biz library編集部
2024.1.9

【会員限定】武田のスモビジ奮闘日記 夢想こそが最も重要な経営資源であるという話【vol4】

Biz library編集部
2024.1.1